2024年1月

2024年1月1日

 

朝早くからyou tubeにはなの動画を投稿していた

一日1つ投稿すれば1か月で3投稿できる

非表示にしてあった動画も

獣医師学生とペットロスの人にも見てもらいたくて

投稿した

なんで死に際なんて投稿するんだという意見も批判も

起きることは当然の想定内

説明文を読んでもらえば、心ある人なら理解できる

興味本位で動画を観る人にはきっと伝わらないかもしれない

動画を一つ一つ見直していたら

また涙が止まらなくなってしまった

もう大丈夫だと自分では思っていたのに

どうしてなのか自分にもわからない

泣き疲れて落ち着いたところに

ゆらゆらとゆっくりと揺れ始めた

地震だ、と思い

ベランダのサッシを開けておいた

今日はチビは一切顔を見せず

シロが昼近くに来てご飯を食べて行った

そして地震のちょっと前にもやってきて

ごはんを食べて行った

カラスはかなり上空をはやい速度で2羽飛んでいた

地震、石川と関東と同時に起きているのかと思った

11月の同時に2か所で起きた地震のように

夜の神奈川震度3の地震は全く揺れなかった

ここは変な地質なのかもしれない

あるいは震度計の異常か、誤報

誤報だった)

計測機器にも異常が生じているのかな?

一人も死者が出てほしくはないが2名が亡くなった

明日朝には被害が目に見えるようになる

輪島では火災

暖房?電気かもしれない

当分地震は続く

トカラで起こったように200回は起きるかもしれない

地面が揺れるだけなら怖くはない

あっさり死ねずに死を待つのは嫌だ

3・11を思い出す

何度も何度も揺れた

もいいよって思うほど警報や注意報が出ていた

頭が重くて耳鳴りがする

今日は早く寝よう

 

1月2日 火曜日

 

今日はシロが来てごはんを食べて行った

チビは来なかった

黒い猫が来たが、クロではない

クロはなつっこくてふっくらしているが

今日来たクロネコは逃げていく

でもクロが残して行ったご飯を食べて行った

昨夜外に置いておいたパンの耳とごはんは

なくなっていたので誰かが食べたか

それにしては一粒もなくキレイに食べ

容器がベランダから飛んでいたので

カラスのカー君が食べたのかな

今日も小鳥はいなくて声も聞こえない

カラスは全く来ない

不思議だ

NHKのアナウンサーがすべて早口になっている

気にしすぎかな

北海道も津波警報が出ていたが

友人は無事だった

厚真には連絡してないが胆振地震のときも

私の取り越し苦労だった

大丈夫だと信じよう

地震学者も北海道と東北に目が行っていた

残念だが予想は不可能

羽田で悲しい事故があった

能登への輸送物資を積んだ海保の飛行機が

日航機とぶつかり炎上

日航機は丸焼けになったが乗客も乗員も冷静で

死者ゼロだった

これは日本の誇りなのかな

それにしても海保の乗組員は気の毒だった

5人死亡、機長が重症

原因は究明してほしいが事故は事故

すべて運命なのかと思うと心が痛い

 

 

1月3日 水曜日

 

二日間アドレナリンが出まくったせいか

頭が重いし体もだるい

今朝は大寝坊をしてベランダのカーテンを開けたら

シロとチビがにゃーにゃー二人で合唱していた

チビが大きな声を出して鳴いているのは珍しい

ささみごはんをあげた

お腹がすいていたのかバクバク食べていた

再びそろって昼にやって来たので

鮭のフレークとバターをあげた

猫用の食材はないなあ

人間用のもほとんどない

買い物にも行きたくないし

また当分缶詰かな

食べ過ぎが続いて体がだるく

体重が4キロ増えた

今日から炭水化物を減らそう

おいしいものはカロリーが高いと決まっている

免疫も落ちてきそう

やっぱり誕生日前後は調子悪くなる

地震、飛行機事故で幕開け

凹んでいても仕方がない

起こるべくして起こった

何もできないことが辛い

明日は我が身かもしれない

 

 

1月4日 木曜日

 

朝はシロとチビがやって来た

結構大きな声で鳴いていた

最後のささみひとかけをごはんに混ぜてあげた

よほどお腹がすいていたのかがつがつ食べていた

午後から二匹でやって来たがごはんはシロが少し

食べただけでチビは来なかった

他でも餌をもらっているのかもしれない

時計は異常なく動いている

明日ドラッグストアで食料を調達しよう

お魚は手に入らないが野菜は少し手に入る

どこへ行っても1回に2万円近く買いこんでしまう

回数行かないので普通だろう

物が高くなった

そのうち毎日卵ご飯か茶漬けかうどんになりそうだ

偏食と不動がたたって体重が異常に増え最悪

ファイバーも値段が5倍値上がりしたので

手が出ない

別のものを買ってからお腹が張る

自分には合ってないのかもしれない

昨日とは体が違う

昨日までできたことが今日はできない

そんなことが少しずつ多くなってきた

そのうち自分が自分でなくなる日が来るのだろう

まずは明日は買い物に行かなければ

 

 

1月5日 金曜日

 

毎日同じ暮らしをしていると

一日が飛ぶように過ぎていく

朝からはなのビデオを整理した

たしかにここにいたんだと思いながらも

夢だったかのような不思議な感覚に陥る

地震も夢だったような

そろそろテレビの報道もおさまるのかな

このまま報道し続けると

気持が沈む人が出てくる

復興を祈りながらも

なぜ多くは高齢者なのかと思う

子どもは何を思ったのだろうか

核家族の悲劇がはっきり見えて来た

墓じまいがあるなら

家じまいがあってもいいはずだ

首都はいずれ壊滅する

国力があるうちに分散しようとはしないのか

指導力の弱さと国民の不理解が

国を亡ぼす

不安ばかりが募っていく

チビもシロも変わらずごはんに来ているが

この子たちは野ネズミや鳥を食べることもできる

きっと生き残れる

人間もやがて「野良」になるのだろうか

 

 

1月6日 土曜日

 

不安な気持ちが宵っ張りを助長する

今日も寝坊

チビが外で待っていたが

ごはんは食べずにシロクロが食べて行った

そのあとひっそりと

黒い痩せたほうのなつかない「クロ」が来て

シロクロが食べなかったご飯を食べていたが

窓を開けたら逃げて行った

猫社会は安泰なようだ

眠気が取れたらシャワーを浴びて

ドラッグストアに買い物に行こう

郵便局は10日の歯医者のときに行って

次女が欲しいと言っていた「不思議な時計」を

送る予定

彼女が被災しても私は歩いていかなければいけない

半日はかかる

行ったとしてもトイレにさえ連れていけない

重くのしかかる

何もしてあげられないであろうことが

重くのしかかる

 

 

1月7日 日曜日

 

何もない一日

昨日の買い物は少し気分転換になった

知り合いと会わなかったのは救いだった

人と話すのもしんどい

シロとチビは相変わらず来ている

痩せたクロはチビの残したものを食べて行く

震災の報道の見過ぎかもしれない

明日は誕生日だが嬉しくもなんともない

なんでだろう

北海道の友人からビールが届いた

毎年送ってくれている

ビールの送りっこをもう何年もしている

年金だけなら自分が食べて行くことさえ難しい

長く生きれば送ってあげられなくなる日も

そう遠くない

年賀状は10通ほど転送されてきたが

返事は書かない

もう来年は来ないだろう

気圧が下がっているのか頭が痛い

明日は晴れるのだろうか

 

 

1月8日 月曜日

 

朝寝坊をして窓を開けてみたが

シロもチビもいない

何もない一日

さっきまで陽が当たって部屋は暖かくなったが

陽が傾いて急に寒くなって来た

眠気が取れずボーっとしている

長男夫婦が玄関先まで来て帰って行った

海産物とビールを差し入れしてすぐ帰って行った

長女・次女からは誕生日のメッセージが送られてきた

みな無事で元気でいてくれたらそれでいい

それが一番の贈り物だと感じる

震災のニュースを見るたび心が痛む

 

 

1月9日 火曜日

 

昨日と何も変わらない一日

朝にはチビとシロが来てささみごかんを食べて行った

今日はチビが食欲がない

夕方なつかない方のクロがきてごはんを食べていた

部屋にはふんだんに太陽の光が入る

夕方には一気に冬に戻る

からしゃけとばをかじっている

どうしてか毎年この時期に固いものを食べて

毎年歯を折っていた時期がある

噛みすぎたか奥歯が痛い

ホントにおバカだ

震災は全貌が見えてきて

今は心のケアの充実が必要だろう

地元の人は少し離れたところに

仮設住宅を建てても入らない

自分の家のそばならいいのだろうが

水も電気もいつ来るかわからないところには住めない

外国人には理解できないことかもしれない

危険な場所であっても日本人はまた住もうとする

土着民族なんだろうなあと思う

気持は理解できないでもないが

一人で生きているわけではないことも

時として理解してほしいようにも思う

ホームステイならぬ災害時ホームステイ制度も

有効なのではないかと災害のたび思うが

これも日本では難しいかもしれない

確かに個人は自由であるが

その自由の裏には責任がある

事故のたびに責任問題が浮上するが

日本は責任者個人を追求する「クセ」がある

事故は事故だから「不運」とは受け止めない

誰かのせいにしないと「ムシ」がおさまらない

流されることなく

次なる災害に備えなければいけない

 

 

1月10日 水曜日

 

郵便局から次女に時計を送った

不思議な時計はもう狂わないような気がする

全く根拠のない話だが

次女のおもちゃになるならそれでもいいかも

今日は歯医者に行って、床屋に行ったら

2時間半街というのであきらめた

2週間後再度行ってみよう

当分山姥のままだ

 

 

1月11日 木曜日

毎日は早く飛ぶように過ぎていくが

年始からはまだ11日しかたっていない

地震があったのがまるで夢のような感じがする

チビとシロは毎日来ているし

クロや痩せたほうのクロやシロクロが出入りしている

猫社会にも派閥がありそう

人間だけが理性を持っているのなら

派閥がくだらない幼稚なものであることに

気づくべきだ

AIはいずれ世界をまとめていくのだろうが

丸くなった社会は限りなく理性的で

感情のない氷のような社会になるんだろうな

機械に人間が使われるようなことはないが

理性だけで善悪を判断するようになったら

優生保護法もありきになるような気がする

カプセルで子どもを育て

お産の痛みもなくなる

学校は亡くならないまでも

子どもたちが遊ぶ機会も形も変わっていく

それがいいのか悪いのかはわからないが

貧困がなくなることを実現しなければ

戦争は亡くならない

人間はどこまでもエゴイストだ

大きな災害の中で姥捨て山を経験するよりは

身の丈の生活をしながら

静かに塵となりたい

 

 

1月12日 金曜日

 

もう金曜日だ

何をしてきたのだろうか、この一週間

昨日は氷のように寒かった

全く太陽が出ず一日中エアコンを付けていた

今日は太陽が当たって暖かい

加湿器がフル稼働しているので

かなり乾燥している

24%の表示

こたつや電気毛布でさらに乾燥している

輪島の高齢者が「ここがいい」と言って

崩れそうな自宅に住み続けている

私も多分同じことをしたかもしれない

避難所生活は無理だと思う

どうせ死ぬなら自分の家で死にたいという

気持はわかる

命を大切にと言われても

大切にしたらそういった人が救ってくれるわkでもない

医者が延命して、延命したからって

その先の余生を面倒見てくれるわけでもない

その人の人生はその人のものである

社会のものであるなら、最後まで社会が救うべきである

日本人とノルウェー人は似ていると言われるが

社会が人を守るという気持ちなのだろうか

 

 

1月13日 土曜日

 

昼間は太陽が差していたのに

夕方急に寒くなって雷と強風が吹いた

チビは一日中来なかった

シロは2回来た

クロが朝から来て二人を邪魔している

大きいほうのクロネコのクロマルは最近来ない

カラスも上空を飛んでいる

あの地震の前日と同じ

フィリピンプレートが動きすぎているので

その下に引っかかっている場所は

地震噴火共に要注意だろう

ペットロスの記事を見ていて途中から

 

 

1月14日 日曜日

 

今日は待てども待てどもチビは来なかった

シロがやっと夕方になって来たが

やたら周りを気にしていた

家に入ってきそうな勢いでの中をのぞいていた

黒い猫とシロクロがここ数日偉そうに態度がデカい

他の猫たちは皆、飼い猫のような気がする

大きいし毛艶もいい

シロはどう見ても野良猫

チビは半分飼われているような感じ

野良猫でも日本では生きていけるんだ

寿命は短いだろうけど、こうやって餌をくれる

人もいるから生きてこれたのかもしれない

捨て猫かもしれないけど

そうだとしたらとても悲しいこと

捨てる人を見たことがないから信じがたいけど

シロが捨て猫なら許しがたい

ここ数日気分が沈んで切るのはペットロスかな

音のない環境は心を沈ませる

ペットロスの記事を読んでここ数日泣いている

若い時は乗り越えられた

年を取ればとるほどかけがえのないものを

失う悲しみは大きくなる

喪失ばかりだからと思っていたが、違う

年を重ねることで生きていくことの

悲しみを知ってしまうからだ

年を取って得るものもある

自由だ

孤独の中で寂しさはあるが

ほおっておいてもらえる自由がある

誰からも文句を言われず

誰からも指示されない

誰からも褒められず

誰からも何もされないという

自由がある

 

 

1月15日 月曜日

 

シロたちが来るようになって

チビが来なくなって3日目

なにかあったのかな?

どこかの誰かが飼ってくれたのだろうか

そうあってほしい

暖かい家と毎日もらえるごはんが

確保できていたらいい

どうして世の中に野良猫がいるのか

人間のせいなら心が痛い

シロは夕方近くになってやっと来た

いつもなら全部平らげるのに

今日はかなり残して周りを気にしてどこかへ

行ってしまった

シロが食べた跡を黒い痩せたほうが食べて行った

陰からシロが食べていたのを見ていたのかもしれない

その猫も野良なら咎めることはできない

なんか猫社会もめんどくさい

日が暮れて夜になっていくのが

たまらなく寂しい

一人暮らしの自由と引き換えに得た寂しさ

これは自分で行き先を決めた切符

誰にも文句は言えない

耐えていくしかない

そして楽しむしかない

 

 

1月16日 火曜日

 

昨日のように朝は陽が差している

寒さを感じるのは気のせいか

床下から冷えてくるような冷たさを感じる

ここでの初めての冬

スーパーがない町

車がないと生きて行けない町

花粉で散歩も遠のいた

もともと動くことに楽しさは感じない

小旅行も行く気が失せている

行く理由がないのではなく

ただ行く気がしない

人は誰かのために生きて初めて活きる

私は誰のためでもなく自分のためだけに生きている

だから活きれない

1月17日 水曜日

 

陽が差して日中はエアコンはいらない

やはり今日も一日チビもシロも来なかった

もう来ないかもしれないし、淋しい気もする

長い人生から見たらほんの一瞬の出会いだった

飼い猫でもいい、野良でもいい

会いに来てくれることが嬉しかった

田舎町だから起こったことかもしれない

今日は肉じゃがを作った

野菜は長くはもたない

今年は確定申告とやらをしなければいけない

方法もわからず一から勉強だ

気が重い

 

 

1月18日 木曜日

 

朝、ほんのわずかな時間陽が差して

暖かかった

午後から曇って寒くなりそうだ

にゃーと声が聞こえたような気がして窓を開けたら

チビが座っていた

ずいぶん長いこと会ってない気がした

ささみをいつもの2倍入れてごはんをあげた

ガツガツと食べていたが目を離した少しの間に

チビが離れて、見慣れない茶とらと痩せたクロが来て

残したものを食べようとしていたらしい

チビが呼んだのか

こうやってごはんのある場所を

仲間?に教えているのかな

輪番制で、いくつかの家にめどをつけて

残り物にありつく

猫社会は協力関係で成り立っているのか

生きていくことって大変なんだと

今更のように感じた

今日からたまっていた家計簿をつけよう

いったんまたやめようと思ったが

使いすぎの自分への戒めのためにも

必要かもしれない

必要なものも、食べたいものもとくにはない

買い物に行くのが至難の業なのは

私にとってはいいことなのかもしれない

次回の買い物は内科の通院日の来週

その時に郵便物も済ませる

数週間に一回、街に出る

田舎ぐらいにあこがれていたが

実際はしんどい

 

 

1月19日 金曜日

 

家計簿をつけてショックを受ける

収入が年金しかないのに

支出は多い

はなの治療費も保険がないので

数十万出た

それはお金に変えられなかったこと

なのでなんとも思わない

節約して頑張ろうと思っていたが

車の修理も想定外だった

義歯安くなかったし、確かにお金はでた

ユニクロの超極暖の下着も4組購入したけど

必需品だった

今年はオンワードも購入していない」

これからはもっとお金が使えなくなる

万が一長く生きてしまったら

また誰かに迷惑をかけてしまう

薬を飲みながら毒を飲むような生き方

そこかで踏ん切りがつくといい

 

 

1月20日 土曜日

 

朝チビが来た

寒かった

ガラス一枚のベランダから顔を出すと

空気の冷たさを感じる

この子はどこで寝ているのだろう

重ねて考えると私も野良猫みたいなもんだ

そう思いながらそれでもいいんだと納得する

ニャンコのごはんを買わないと

1月の初めに3万円分食料を買ったから

当分買えない

お肉もお魚も残っている

野菜がキャベツとネギと玉ねぎしか

ないのでほしいけど我慢かな

私は買い物依存症なのかな

ふと気になった

いまさら遅いけど

 

 

1月21日 日曜日

 

昼近くになって

チビとシロが来た

ささみごはんをあげた

はなの気配は全くないままもうすぐ

3か月になる

思い出しても前のように悲しみは襲ってこない

ただ、もいいないんだ

完全に消滅したという思いが強い

はなは生きたいだけ生きて死んでいった

そんな思いが今は支配している

後悔?いや後悔してもはなは戻ってこない

最後の瞬間を苦しめてしまったが

あれは仕方なかった終わり方だったと

数日前から感じている

自分が記憶をすり替えているのではなく

あれはあれで仕方がなかったことだと

自分で認めることができ始めたような気がする

 

 

 

1月22日 月曜日

 

今日は思ったより暖かかった

部屋のなかは20℃くらい

明日から冷える様子

人間って暑いの寒いので一喜一憂している

仕事しているときはそうだった

でも今は天気なんてどっちでもいい

大雨や台風でなければ

晴れても雨でも曇りでもなんでもいい

災害にならなければ

この乾燥しきった時期の一雨は

ありがたいし、花粉も助かる

どこか本当にみんなが幸せに感じている国に

行ってみたい

2025年と決めている

76歳が私の最後の年になるかも知れないと

自分で思っている

なんの根拠もない話だけど

病歴的にリミットかなと思っている

長く行きたくもないし

私はもう十分活きた

 

 

1月23日 火曜日

 

本格的に冬

寒さに弱くなった

チビが来て朝ごはんを食べて行った

クロが隠れていてチビが残したのを食べて行った

毎日ここで猫の行動に一喜一憂している

明日は2か月に1回の内科

最近薬が効きすぎているなと感じるときがある

血圧も下がっているのを感じるし

血管が固くなっているのも感じる

温度差で血管がキューっとなっているのを

感じる

眩暈や耳鳴りも頻繁で

代謝も悪い

順調に年を取っている

引っ越しもどうしようか考えたが

面倒になって来た

車を手放すときにまた考えようかな

 

 

1月24日 水曜日

 

久々の外出

医院は空いていた

インフルエンザも小康状態なのか

元住んでた街のダイソーとスーパーに行った

ダイソーはセルフレジになっていてびっくりした

これからはどんどんこうなるんだろうな

いつもと違うスーパーで買い物をして

どんなに最小限なものだけ買っても

物価の高さを感じる

年金なんて正直足しにもならない

身の丈で生きていこうとしたら死んでしまう

暗い未来だなあ

 

 

1月25日 木曜日

 

動かないからお腹が空かない

空かないのに食べるから太る

やってることがバカだなあ

今日は朝にチビが来て昼にはシロを

連れて来た

シロの頭に傷みたいなのがあって

顔が腫れている

何があったのだろう

私が心配してもどうにもならない

切ないなあと思った

明日は歯医者

一体いつまで歯周ケアをするんだろう

先が長い

1月26日 金曜日

 

今日は歯医者に行った

本来治療が必要な個所に歯ブラシが

ひっかかると話したらブリッジを

外してくれた

開けてみると虫歯になっていた

何度も訴えてきてやっとわかってもらえた

麻酔をして削ったところが痛むが

数日の我慢で済むだろう

今日も北風が吹く一日

床屋さんに行ってベリーショートにした

隣のケーキ屋さんでシュークリームを買ったが

美味しくなかった

期待すると、臨んだ結果が出ない時の

落胆は大きい

もう買うことはないかな

 

 

1月27日 土曜日

 

チビがここのところ

毎日来ている

今日も3回来てよく食べて行った

昼にはシロを連れてきて

シロは少し食べたが食欲はない

頭の傷は少し小さくなっていたが

まだ皮膚が出ている

この子たちはこうやって

自然治癒してきたんだろう

野良はたくましい

そして寿命でぽっくり逝くんだろうな

なんて考えた

とても眠い日

10時半には半分寝ていた気がする

11時からネットがつながらなくなった

今日は早めに寝よう

 

1月28日 日曜日

 

朝、チビにご飯をやった直後

地面が揺れた

ドスンと一回、揺らいだが

それで終わった

昼にもチビが来てごはんを食べた

クロが片付けて行った

散歩に行こうと思ったが

寒くてやめた

することもなく炬燵にいたら

You tubeの「セガピタ」を聞きながら

3時間寝てしまった

夕方チビが来たのでスープご飯をあげたが

あまり食べずに

クロが後ろで待機していた

喉もイガイガするし温度差だけでなければ

なにかの感染症かもしれない

異常に寒く感じる

遠くでシロの声が聞こえるが

姿が見えない

元気でいてくれるといいけど

 

 

1月29日 日曜日

 

明け方は氷点下近くまで下がる

朝は寒い

チビはいつもの時間に外で待っていた

太陽が当たって来て昼近くに

シロクロを連れて来た

ベランダに横になっていた

チビも離れて地面に寝転がっていた

日向ぼっこ?

カー君が近くで鳴いている

何もない一日

静かに時間だけが流れる

はなが亡くなって3か月が経った

思い出すのはいつもあの死の瞬間

今は何かが記憶を消そうとしているのか

ぼんやりと霞がかかっていることもあり

場面は駒切のように思い出すが

頭の中ではあれはあれでよかったんだって

割り切りの思いがわいてくる

孤独で寂しいことには変わりないが

はなは自分の寿命以上に長く生きてくれた

犬は最後には腎臓か肝臓か心臓か脳か

どこかを悪くして急になくなる

犬は生きたいだけ生きて死んでいく

死ぬ数年前から不思議な感覚があった

何も言わなくても目を見ただけで

言葉が通じるようになった

この感覚は犬を飼った人にしか

わからないだろう

晩年ははなの気持ちが伝わるようになった

どうしてほしいのかわかるようになった

2009年生まれを2008年と

勘違いするような飼い主を

はなは許してくれていたのかはわからない

はながいたから生きてこれた

はながいたから我慢できた

いま、はながいないことは悲しい

淋しい思いは変わらないが

看取ることができて

これでよかったんだと思えるようになった

何でもかんでも涙が出たが

最近は泣かなくなった

記憶をどこかに押しやろうという気持ちが

働いているのかもしれない

永遠に立ち直れないような悲しみだった

時間が解決してくれるのではない

自分の脳が解決していることに気づいた

時間ではない

悲しみを忘れるまでの過程は  

自分の経てきたその対象に関する記憶の印象に

反比例するような気がする

はなは完全にいなくなった

骨になり粉々になって塵になった

これでよかったんだって今は思える

殺処分されることなく

生きたいだけ生きてそして死んでいった

はながくれた時間をはなにに感謝したい

過去のワンコたちにも感謝したい

幸せにしてあげられなかったことを

謝りたい

 

 

1月30日 火曜日

 

起きるのが15分遅かった

チビがしびれを切らして

ベランダのサッシの近くまで来て

ガラスに手を伸ばしていた

珍しい

スープご飯をあげたが少ししか食べなかった

他のネコが来て食べたような跡があった

しばらくたってまた来たので

ささみを温めて混ぜずにあげたら

ガツガツと全部食べた

だんだん贅沢?になって来る

ニュースは戦争のこと

北朝鮮のミサイル開発のこと

世の中は戦争ごっこが流行っている

人は指標が見えなくなっている

アンテナも狂っている

イイものを作れないから経済が低迷しているのに

年寄りの存在のせいにだけしないでほしい

優秀な科学者がいいものを作って

外国が欲しがるものを作って売ればいいんだ

これまで日本はそんな優秀な国だった

お金で動く科学者ばかりではなかったはず

国を愛する人が減った

愛されるだけの恩恵を与えなかった

国のせいでもある

この国は低迷しながら落ちていく

あのずるがしこさはどこに消えた?

国民も賢くなった

一時は海外に行ってもいつの日か

生きていればこの国で死にたいと思う人が

必ず帰って来る

人は生まれた場所に帰っていく本能がある

 

 

1月31日 水曜日

 

チビとシロクロとクロが来た

チビは朝ちゃんと同じ時間に来る

どこに時計があるんだろう

夕方もカラスなぜ鳴くのの

チャイムの5分前に来る

シロはもう来ないんだろう

そんな気がしている

今日はアマゾンを見ようと

エッジを開いたら

マイクロソフトのニュースに

婦人公論の記事が出ていて

ユーチューバーのおばあちゃんの記事が

載っていた

記事を読んでyou tubeを観た

目からウロコが落ちた

ADHDと自称し肩も張らずに生きている

素直にそして気負うことなく

他の人にわかることが自分にわからない

楽しいことを想像して書けば

このマイナス思考は変わっていく、きっと

自分が幸せになれば

相手も幸せになる

そんな単純なことを忘れていた

長いこと忘れていた

3万円で生きていることにも驚いたが

それを嘆くでもなく

淡々と生きている

幸せは自分で作るもの

そんな単純なことを忘れていた

明日から何ができるかわからないが

自分も人も幸せになれるような

そんな何かを作りたい